ずっと心にひっかかっていた「飲むフリスク」との遭遇
「飲むフリスク」こと「フリスク スパークリング」が発売されたとネットで見たとき、正直「ああ~ダイドードリンコやったな~」と思った。
でも、心の底では偶然スーパーで、コンビニで遭遇できる日を楽しみにしていた。
ぶっちゃけ飲んでみたかった。
飲むカロリーメイトとは分かり合えないけど、これとは分かり合えそうという期待感があった。
■ダイドードリンコ 「フリスク スパークリング」商品紹介ページ
https://www.dydo.co.jp/FRISKSPARKLING/
だが、馴染みのスーパーでもコンビニでも見かけず、なんとなくその存在は忘れ去られ、酷暑の8月某日に偶然立ち寄った駅の自販機で発見してしまった。
ぜんぜんスーパーとかコンビニで見なかったから縁が無いのかと思ってた。
縁はすぐそこに落ちてたりする。
ちなみに値段は200円。
雑多な記憶に埋もれていたものが急に引っ張りだされた快感とともに、気づけば買っていた。
フリスク スパークリング、飲んでみての雑感

前情報では「フリスクを飲めるようにした」みたいな印象しかなかったけど、缶には「ストレスや疲労感を軽減」「GABAの働き」みたいなフレーズが印刷されている。
チルアウトみたいなものかしら。
おそるおそる飲む。んっ! これは…フルーティーさを薄くしたチルアウトみたいな感じか?
きらいじゃない…きらいじゃないぞ……
このうすいラムネとチルアウトを足したみたいな、ちょっと文字の表現には困る感じの味……!
しかもキンキンに冷やしていたからか、グビグビいける。
だがしかし。フリスク、お前はどこにいるんだ?
普通に飲み物だぞ…? ぶっちゃけ炭酸そんな強くないし…と思ってたら、口にしてから2,3秒後に喉元にエアコンの除湿がかかったような感覚が走る。
そして…スーーーーーっっっ!!
あ、本当にフリスクだ。フリスク。おかしい、飲み物を飲んだはずなのに喉にフリスクがいる。
まぁ、日ごろからフリスクを常用しているフリスクジャンキーの方々にはちょっと物足りない、「みんなにやさしいフリスク」という感じで、清涼感は思ったほど強烈ではない。
(フリスクのタブレットを飲んだ後にお茶とか飲んで「ひーっ!」ってなるのが好きな人で、あれぐらいの清涼感を期待していた人にも物足りないかも。私ですが)

「フリスク スパークリング」とは分かり合えたか?
結論。「フリスク スパークリング」とは分かり合えた。
人好きはする。
もちろん、私も自分の精神状態が悪い時に飲みたい味かと言われるとそうではない。
でも、夏にはピッタリ。
人類を完全に滅ぼしにかかっているこの暑さには、これぐらいの変化球ドリンクに出てきてもらわないといけないんじゃないだろうか?
飲むときにはキンキンに冷やして、ほどほどの氷を入れてグビーーッといくことをおすすめします。
(2024.11.19 追記)
さすがに冬の気配も近づいてきた今日この頃、もう売っていないだろう…とフリスクスパークリングを買った自販機をチェックしたところ、しっかり売っていた!
隣には鯛の茶漬けスープみたいな缶飲料を売っている。
そう、もう温かいスープ飲料が大手を振って迎えられる時期だというのに…強気だ……彼らは本気なのだ……。